
留学生のお小遣い事情
しかし、お金の問題はそれだけでは終わりません。
やはり子供であろうと単身で生活するわけですから、多少なりとも現金の所持は必須。
長期となると数か月も帰国しないわけですから、ある程度の金額は持たせなければいけないかも…
しかし子供にそこまでの大金を持たせても良いのか?
考えれば考えるほど何が正解なのかもわからなくなってきますね。
滞在先に預けたりなどの方法で管理してくれる場合もあるでしょうが
お金のことですからどこまで管理して貰ったら良いのか?
相手との信頼関係も築けていないような、どのような距離感で付き合っていけばよいのか探り探りの関係性の場合もありますね。
こればかりは留学経験者に様々なパターンを聞いてみたうえで
ご家庭の方針を決めるしか解決方法はないかもしれません。
たとえば我が家の場合はこうしてます
そんな情報を共有したいと思います。
デビットカードで解決
留学を開始するにあたって、お小遣いの管理に関しては、だいぶ頭を悩ませましたが

デビットカードで完結しました。
デビットカードとは、預金口座と紐付けされた決済用のカードです。
銀行から発行されておりますし、それぞれの使用方法があると思うので一概には言えません。
しかしデビットカードは便利です!
我が家が利用しているのは楽天銀行のデビットカード。
必要な金額だけを日本で楽天銀行に入金すれば、海外のATMでデビットカードを利用して現金を引き出すことができます。
クレジットカードとしても使用できますが、
こちらから口座に入金している金額しかクレジット利用ができません。
万が一お子様がカードを紛失されても、セキュリティ面では安心できる機能ですね。
もちろん盗難や紛失となれば、すぐに停止しなければならないですが、最悪の事態は免れそうです。
また、出入金のたびに登録済みのアドレスにメール送信されますので、お子様がATMを利用したことがリアルタイムで知ることができます。
我が子の行動の把握と、大袈裟に言えば安否確認にもなりますので、嬉しい機能の一つです。
留学生活で現金が必要な時
学費や滞在費などの大きな費用は既に支払い完了となっていても
海外生活の中で子供たちはどんな時にお金を必要とするのか?
日本で応援しているしか術がない親としては、未知の世界でもあります。
お友達との交際費
休日にお友達とショッピングしたりランチしたり、親としては控えてほしい出費ですが
親元を離れて一人で頑張っている留学生からすると、休日の息抜きはある程度は仕方ないのかな?
なんて思いますので、ここは外せない費用の一つです。
その他、留学中にビザの延長等で学校から費用を請求されることもありますし、
学用品などを購入しなければならない時もあります。
親から学校へ支払うとなれば海外送金?
大金なら仕方ないですが…
海外送金って大変じゃないですか?
少しの金額でしたら避けたい作業です。
必要な金額を自分の銀行口座に入金して、子供に支払ってもらえば楽ちんですね。
たとえば、まとめて現金で渡しておいても、うちはやりくり出来るから大丈夫!
なんてご家庭は、金庫完備の滞在先なら、現金を渡しておいて問題ないかと思います。
うちの場合はお小遣いのやりくりが出来ないもので、
いちいち小出しで渡すことができるデビットカードというアイテムは
ナイスとしか言いようがありません!
海外ATM
ATMは日本と同様、街中で簡単に見つけることができます。

海外ATM

色々なタイプがあります
様々な銀行のATMがあるわけで、所持しているデビットカードが全てのATMで使用できるわけではありません。
予めデビットカードを作る際にVISAかMasterにしておくと、利用できる幅も広がるようですよ。
しかし、海外ATMですから英語表記が一般的ですし、日本とは使い勝手も全然違うでしょうね。

ATM画面

引き出す場合

希望の金額を入力

手数料が表示

暗証番号は誰にもバレないように

領収書の有無
ATMの機種によって違いますので、あくまでも参考までに。