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KLのインターナショナルスクール
Fairview International schoolクアラルンプール校のご紹介。
イギリス式ケンブリッジカリキュラムを採用しています。
KL中心部よりもタクシーで20分~30分ほど走ると到着。
1978年に設立をした私立の共学校。
在籍する1300名ほどの生徒は幼稚園児から高校生までの一貫教育。
新学期開始は8月。
2学期制を導入しています。
1学期は8月~12月、2学期は1月~6月という設定になりますよ。
始業時間は朝の7時30分頃だったかと思います。
早いですね。
恐らく暑い国などは、涼しい時間帯に勉強してしまおうか…
なんてノリなんでしょう。
そして気になる日本人の人数は、全校生徒の中で10人いるかいないか?という感じ。
あとは、欧米の生徒がチラホラいたり、インド系、韓国系、中国系など多文化が集結しているマレーシアならではの構成になっています。
しかし留学生の受け入れを積極的に行っている学校ではありますが、マレーシアに数あるインターナショナルスクールの中でも、このフェアビューは生徒も教師もマレーシア人が多い…いわゆるローカル色が強いイメージがあります。
インターナショナルスクールに通学しているマレーシア人というのは、半端ないお金持ちのご家庭。
英語教育にお金をかけて育てられた子供たちが集まる学校なわけで、もちろん校内での使用言語は英語になります。
その他、授業ではマレー語や中国語も選択できます。
2009年に別の場所から新スタートした校舎が建つ場所は、クアラルンプール郊外の閑静な住宅街。
比較的治安も良い場所で、校舎のデザインも近代的ですし快適に過ごすことがきます。
学校周辺の景色は、こんな感じ。

閑静な住宅街
敷地内の学生寮
フェアビューはマレーシアに数校ありますが、クアラルンプール本校に限り、校舎上階に寮が用意されています。
海外からの留学生の滞在先の確保は心配ありません。
学生寮というわけではなく、教師やメイドさんも共同で生活しているホステルになりますので、私生活でも大人の監視があり安心かもしれません。
男女はフロアで分けられています。
寮の費用は、月額30000円ほどですが、残念ながら食事付きではありません。
食事は学校のカフェテリアを利用したり、寮のキッチンで自炊したりします。
親としては心配も多々ありますが、自立の面は、かなり期待できますよ。
そのようなことも含めてのIBという考えもあるようです。
IBとは国際バカロレアカリキュラムの事。
ここフェアビューはIBを採用しているスクールでもあります。
基本、二人部屋。

男子部屋をチラッと覗いてみる

カフェテリア

寮のキッチン
学校の中の様子はこんな感じ。

校舎から見下ろしたグランド

エントランス
小学生対象サマースクール
フェアビューでは8月にサマースクールを実施しています。
ちょうど日本の夏休み期間でもあり、日本人の親子留学も見受けられました。
その他、フェアビューはマレーシア国内にキャンパスが5つほどあるんですが、その中でもペナン校に関しては独自の取り組みがあり、サマースクール期間などは関係なく、いつでも1週間からの飛び込み短期留学生を受け入れています。
マレーシア国内の数あるインターナショナルスクールの中でも、このようなシステムがある学校はそんなにたくさんはないかと思われます。
実は、我が家もフェアビュー、ペナン校にて1週間の短期留学をして、マレーシアの学校というものを体験しました。
この期間に、入学試験も受けることができましたので、フェアビューが気になっている方には一石二鳥かもしれませんね。
もちろんその期間に他の学校も見学したり試験を受けたりするのをお勧めいたします。
英語が堪能な方は、直接学校に問い合わせて申し込まれても良いですね。
私は英語が全くダメですので、エージェントを利用しました。
日本にもエージェントはありますが、ペナン現地にも日本人経営のエージェントが何軒かありますので、そちらに直接依頼した方が余計な費用も掛からず情報も確実ですのでお勧めですね。
これは絶対に!
マレーシアの学校の難易度
留学を考えている方からすると重要なポイントです。
実は全く英語ができない日本人が受験をしても、中学生くらいまでなら日本人というだけで喜んで受け入れてくれる学校がほとんど。
先進国入りを目指しているマレーシアからすると、先進国である日本は憧れの対象でもあり、優遇されます。
日本人が英語が苦手だということは有名!

英語力がゼロでも入学してからの補習授業でサポートしようかという体制が整っている学校が多いです。
ただし学年は下げての受け入れになるのは覚悟しなければなりませんが…
もちろん数ある学校それぞれに特色がありますので、最初から英語でのコミュニケーション能力が必須な場合もあるでしょう。
その中でもフェアビューは、比較的受け入れ難易度が低い学校ではあります。
国際バカロレア認定校
なんといってもフェアビューの一番の魅力。
マレーシアの中でも、国際バカロレアカリキュラムを初めて導入した国際バカロレア認定校なのです。
しかもマレーシアではフェアビューでしか国際バカロレアのプライマリーとミドル、ディプロマと続く3つのプログラムは学べません。
国際バカロレア対象年齢
プライマリー~3歳から12歳 ReceptionからGrade7(学年)
ミドル~11歳から16歳 Grade8からGrade13
11歳と12歳がかぶっていますが、プログラムや個人差でこのようになります。ディプロマ~16歳から19歳 Grade13が終了したのち受講できます。
我が国日本でも、2020年の教育法改正へ向けて、国際バカロレア認定校が次々に設置されてきました。
世界では当たり前に導入されているカリキュラムではありますが、日本では知らないという人も珍しくありません。
我が国の英語教育の遅れがよくわかりますね。
欧米などの英語圏でバカロレアを学ぼうとすれば、それなりの高レベルな学力と、高額教育費用が加算されます。
しかしマレーシアの物価の低さからも想像できるかと思いますが、教育費用もコストを下げることが可能なのです。
しかも、日本人というだけでウエルカムな状況なんです。
バカロレア資格に挑戦したいと考えているならば、欧米よりもお得なマレーシアで挑んでみてはいかがでしょうか?
なんて気軽に言ってしまいましたが…IB(バカロレア)に挑戦するのは、やはりお勉強に自信を持てる人だけにしかお勧めできません。
かなり過酷なカリキュラムではないかと思いますね。
Grade10に進級する際に、IBカリキュラムを進めていくかどうかの選択をすることになります。
欧米よりも低価格の費用
やはりIBを求めている方には、フェアビューの学費の安さは捨てがたいのではないでしょうか?
申込費30,000円(入試時に必要)
入学金(幼稚園)75,000円
入学金(小学校〜高校)150,000円
保証金学費1学期分(払い戻しあり)
授業料
幼稚園
371,250円/学期
Grade1
388,800円/学期
Grade2
412,200円/学期
Grade3
441,450円/学期
Grade4
459,000円/学期
Grade5
517,500円/学期
Grade6
576,000円/学期
Grade7
634,500円/学期
Grade8
669,600円/学期
Grade9
669,600円/学期
Grade10
693,000円/学期
Grade11
693,000円/学期
Grade12
693,000円/学期
Grade13
693,000円/学期
2018年現在
その年代によっては別途費用が発生したり学費の変動もありますので、学校側や留学エージェントを介して問い合わせをしてみたほうが良いとは思います。
留学エージェントは必ず現地の日本人エージェントへ
マレーシア国内に留学生を受け入れている学校は50校以上あると言われていますし、現在もぞくぞくと新設校が増えています。
学校それぞれに特色がありますので、自分にあった学校が必ず見つかるのではないでしょうか。
KL留学のご相談は是非KL現地エージェントに依頼して下さい!
最新の情報を持っていらっしゃいます。
これは絶対。
我が家は日本のエージェントを介して留学させましたが、情報の少なさと高額費用の負担で大変なことになりました。
経験者の情報は必須アイテムとしてご活用いただければ幸いです。
日本と現地、両方に問い合わせ先がある場合は必ず現地へ直接連絡しましょう。
留学には費用が掛かりますので、出来るだけ経費は削減でいきましょう。
インターネットで検索すれば簡単に現地日本人エージェントが見つかります。